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「おぉ~、朧、それが『招待状』?」
万年ヒキコモリの情報屋の目の前にある一枚の紙切れ。
それはある島への渡航許可書――通称『招待状』。
その島はいわくつきの島で幻の財宝が眠っているのだという。
この道ではトップレベルの情報屋はモニタから目を離さずに「珍しいね」と言った。
情報屋――朧は圧倒的に言葉数が足りない。俺は古馴染みだから、脳内でコトバを補う事はできるけど。
「まぁな…そろそろ荒事は引退すべきだと思うわけ…ホラ、漢のロマンじゃない、宝探し!」
「…椿が喜びそう。」
それを聞いて俺は顔をしかめる。
「おい…余計なこと言うなよ?あの女、ガメツイから。」
やはりモニタから視線を外さないまま、朧は「7:3」と言った。
「…は?バカ言ってんじゃねぇ!何でのほほんとシューティングゲームしてる奴に俺が山分けしなきゃ…」
「7:3」
「……きゅ、9:1…」
「『招待状』を椿にあげてもいいんだ?」
「……き、きさま…ッ………………………8:2?」
モニターにステージクリアのサイン。
イヤな汗をダラダラかいてしまった俺に、朧が無言で『招待状』を差し出す。
『これは日々退屈を感じている諸君への招待状。それは不思議な島の遺跡…』
「あ…」
朧の声が俺を呼び止める。
「島で女の子にあったら…保護しないとバチ当たるよ。」
「んあ?なんだ?お得意の未来視か?まぁ、美女はまかせとけ。」
俺はヒラヒラと手を振ると、部屋を後にした。
――2日後、彼は少女と出会う。
情報屋――朧は圧倒的に言葉数が足りない。俺は古馴染みだから、脳内でコトバを補う事はできるけど。
「まぁな…そろそろ荒事は引退すべきだと思うわけ…ホラ、漢のロマンじゃない、宝探し!」
「…椿が喜びそう。」
それを聞いて俺は顔をしかめる。
「おい…余計なこと言うなよ?あの女、ガメツイから。」
やはりモニタから視線を外さないまま、朧は「7:3」と言った。
「…は?バカ言ってんじゃねぇ!何でのほほんとシューティングゲームしてる奴に俺が山分けしなきゃ…」
「7:3」
「……きゅ、9:1…」
「『招待状』を椿にあげてもいいんだ?」
「……き、きさま…ッ………………………8:2?」
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イヤな汗をダラダラかいてしまった俺に、朧が無言で『招待状』を差し出す。
『これは日々退屈を感じている諸君への招待状。それは不思議な島の遺跡…』
「あ…」
朧の声が俺を呼び止める。
「島で女の子にあったら…保護しないとバチ当たるよ。」
「んあ?なんだ?お得意の未来視か?まぁ、美女はまかせとけ。」
俺はヒラヒラと手を振ると、部屋を後にした。
――2日後、彼は少女と出会う。
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パンダのこと
HN:
パンダ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
ヘビースモーカーなパンダ系獣人族。
赤いパンチング・グローブがトレードマーク。
「パンダといえば中国四千年」思想に辟易しており、フ★イフェイとかファンフ☆ンとか、人気パンダ風のあだ名に抵抗がある。
ちょい悪オヤジ系のダンディズムを追及中。
プロフィール詳細はリンクから…
赤いパンチング・グローブがトレードマーク。
「パンダといえば中国四千年」思想に辟易しており、フ★イフェイとかファンフ☆ンとか、人気パンダ風のあだ名に抵抗がある。
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